石工による石臼の目立て
目立てに使用する道具
差し金 青砥付ベビーサンダー 両刃 エアーガン
これが今回目立てをする下臼と上臼です。まず、二つを重ね合わせて、ガタツキが無いかを入念に調べます。
差し金を下臼の表面に当て、真平らになっているかを調べます。多少中心に向かって盛り上げている下臼もあるようですが、基本的には真平らになるのが普通です。
上臼表面にに差し金を当て、挽く豆の大きさにより、ふくみの幅や歪みを調べます。
軸の棒を入れ、上臼を数回ほど回して見ます。
上臼を回すことにより、こすれたあった傷跡が白くなって、上臼と下臼の表面に見えます。
細目青砥石が付いたベビーサンダーを使用して、傷を見ながら少しずつけずります。
この細目青砥石が付いたベビーサンダーによる磨り合わせを何回か繰り返し、臼の縁周りが均等に当るように調整をする
石臼の縁周りに均等に当るのを確認する。
次に両刃による小叩き作業を開始する。右手で柄の元を握り腰等の体に付け、両刃がぶれないように固定する。左手は両刃に付けるように軽く握り締め、左手の上下運動のみで小叩きをする。小叩きの目幅は約0.5mm程度とする。
小叩きをする場合、右手の柄を持つ位置を30度位下げるようにしてして溝を彫ると適度なV溝の勾配が出来る。
叩きはV溝以外は左手に力を入れず、両刃の重みだけで打つと良い。
上臼の目立てが、半分終わりました。
真上から見た目立ての違いです。上半分が目立てを終わった状態です。
目立て前と目立て後の比較拡大写真です。上部は目立て前で下部が目立て後です。
主溝の角度です。V溝の右が鋭角となり左が鈍角となっています。
下臼の目立て作業終了写真です。
上臼の目立て作業終了写真です。
最後に圧搾空気により、石臼の表面についたゴミや石の粉を取り除いて、全ての作業が終了しました。
石臼の試験挽き
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